映画「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」

 久しぶりにブルーレイ・ムービー、「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」と、とてつもなく長い題名だ。
 
 鍵穴を捜し歩く少年という内容はTVでの紹介などで見ていたが、その経緯、背景などはありがたいことに紹介してくれていなかったので、というかマイナー扱いになっていたのだと思うが、改めて9.11の惨事が絡んでいることが分かった。
 
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 ニューヨークが、そこで接する人々が、これほど善人ばかりなの?と少し違和感を感じたものの、子供の目を通じて、そしてマックス・フォン・シドー演ずる喋れない間借り人の筆談と表情を通じて、さらにサンドラ・ブロック演ずる母親の見守る姿を通じて、亡くなったトム・ハンクス演じる父親の息子に対する励ましを通じて、ひとの心の暖かさを感じた。
 地味だけど、とても「後味」の良い映画だと思う。  「4+