最近、お煎餅の柿の種を食べていない。
その代わり、旬の柿そのものを食べるようになった。
そこで気付いたこと、ここ連日食べている柿に種がない。
渋柿で種なしはこれまで経験しているが、富有柿、次郎柿といって売られているものに種が無いのは初めてだ。
そういう品種を改良して作り上げたのか、はたまた種なしブドウのように小さい中に特殊の液体にでも漬けるのだろうか?
そうなると、八年待って柿の実を取るなどということは出来なくなる。
それにもまして、何か柿を騙して実を大きくさせているようで後ろめたさまで感じてしまう。柿は子孫を残す為にせっせと実を付けて食べられることを期待している。にもかかわらず、種の出来ない実を一生懸命太らせ、甘く美味しくしている。きっとそうなっていることは知らないだろうに!
柿はビタミンC、カリウムも多く健康に良い果物、種のあるなしに係わらず食べることにしよう。