清澄 仙台堀川のさくら

 穴場的桜の綺麗なところを!ということで、大江戸線清澄白河駅」の北方向にある「仙台堀川」両岸のさくらを見に行ってきた。

 

 スタート地点では松尾芭蕉が座って待っていた。向かいが仙台堀川

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 運河両岸のさくらは丁度満開、花を愛でるボートがこちらに向かっていると思ったら、上空には飛行船の姿も!(ビルと赤い塔の中間)

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 ここは地元の人たちが散策するコースなのだろう。運河脇の歩道には芭蕉の俳句が立て看板で紹介されていた。

 目黒川のような華やかさも、洒落たお店もない。ただ歩道あるのみ。だから本当に花を愛でる人以外には向かない!

 

 相当な古木となりつつあるので、幹から直接花を咲かせていた。

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 運河にはプレジャーボートの他、屋形船までやってきて満開のさくらを間近にしていた。

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 この仙台堀川よりもう少し北に行ったところに清澄庭園がある。

 名前はずぅーと前から知っていたのだが、訪れたことが無かった。今日は丁度良い機会なので立ち寄ることにした。

 

 入り口に清澄庭園の謂れが書いてあったが、アノ岩崎弥太郎が荒廃した大名屋敷跡を再開発して庭園にし、その息子が完成させたとある。三菱の接待用の屋敷となっていたようである。それを震災後東京市に寄付したとある。さすが財閥家は違う。

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 巨大な鯉と亀がやたら目立つ回遊式庭園の池だが、築山の上には三椏の古木が黄色い花をたわわに付けていた。

 

 穏やかな陽射しに、さくらを見るには絶好の日和だった。

 確実に今年の桜は一斉に咲いたので、枝いっぱいに密度濃く花を付けているように思う。