テカポで南十字星を見る

 今回のツアーは「ニュージーランドたっぷり花街道8日間」(クラブツーリズム)に参加したものだった。
 ルートは 
   成田→オークランド(北島)→ワイトモ(土ボタル)→ロトルア(泊)
   ロトルア→クライストチャーチ(南島)→テカポ湖(泊)
 
 テカポ湖は星空を世界遺産に登録申請している。それが出来るのかは知らないが、それほどまでに星が美しく、またそれを観光に利用している。オプションの「星空観察ツアー」に参加することなく、GoogleNexus7の星空アプリを利用して星を楽しんだ。
 
 テカポ湖の畔にはルピナスが満開、氷河の削った岩石のミネラル分でライトブルーに輝く湖面、遠く雪をかぶったマウントクック国立公園の峰々、善き羊飼いの教会と、絵葉書にピッタリの素材が揃っていた。
  
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 夜、といっても季節が異なる南半球では夏至間近、緯度も高いことから22時を過ぎてようやく星が良く見えだした。ただ、湖面から吹いてくる強風は相当に冷たかった。ルピナスに風を遮ってもらいながら、まさに満天の星空に感動した。南南東から北北西に向かって天の川が広がり、逆さまになったオリオン座が真北に、南東方面にかなり大きく南十字星が見えた。
 
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 4つ目の星がカメラでは捉えがたかったのだが、アプリではこうなっている。
 
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 ほぼ同じ位置に写っている。
 天の川をこれほど鮮明に見たのは久しぶり、いつまでも見ていたい気持ちになる。
 絵葉書の世界ではこうなっている。
  
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 先ほどのルピナスの写真の先の方に見える建物が「善き羊飼いの教会」、その教会の後ろに広がる星空は大袈裟なものではなく、実際に南十字星はこのように見える。それほどまでに照明等に配慮して星空を守っているのがテカポなのである。
 
 日記の再開が南十字星で始められて本当に良かったと思います。
 星空は天候次第、今回のツアーはテカポだけでなく、マウントクックミルフォードサウンドも青空に恵まれ、そこ此処に咲くルピナスともども絶好のタイミングであったようです。
 暫くは旅行記になります。