NZの旅 1~2日目

 海外旅行ではホテル泊数+2日となることが通例である。大体1泊は往復の航空機内のどちらかになる。
 今回のツアーでは夕刻に成田を出発し、4時間の時差を経て翌朝に現地到着(オークランド)となった。
 冬から初夏に向けて移動し、早速観光に入るので冬服のまま行動するというのが少々辛いところ、よって重ね着したものを暑さに合わせて徐々に脱いでいくことに、
 
 バスの車窓から見えた最初の牧場は「羊」ではなく「牛」だった。
 
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 日本の3/4の国土に445万人しか住んでいない、羨ましい限りだ。その割にトルコやオーストラリアと較べてもかなりの範囲で土地が開発されているという印象をもった。といっても牧草地が大半だが、
 
 ツアー最初に向かったのはオークランドから200Km離れたワイトモ、
 ここで鍾乳洞に生息する土ボタルを見るのが目的だ。
 
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 内部は土ボタルを刺激しないようにと撮影禁止、会話も禁止だった。十数人乗りのボートも動力源はロープを手繰り寄せるマオリ族の酋長の子孫だ。
 土ボタルはヒカリキノコバエの幼虫が発光するのもので日本のホタルとは違うものだった。しかも洞窟の天井からは粘液の糸が20~30cmも垂れ下がっており、横からライトを当てると分かるのだが真っ暗な洞窟の中では全く見えない。ただ満天の星のように青白い光が一面に広がっており、結構見ごたえのある光景だった。
 
 途中立ち寄った休憩所の一角にティーツリーの木が満開の花を咲かせていた。
  
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 この花の蜜を蜜蜂が集めると、あの有名なマヌカハニーになるわけだ!
 
 ホテルでの夕食は先住民族マオリのショーを観賞しながらハンギ料理を食べるものだった。
 ハンギ料理は肉、野菜を土の中で蒸し焼きしたもので、ホテルでのビュッフェスタイルでは出来上がったものを並べてあり、その過程は見られない。
 マオリ族の踊りは、ポリネシア地域に共通するものがあり、ハワイのフラとも似ていた。ただ、戦いの前に鼓舞するハカという踊りは力強さを感じさせてくれた。
 
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 機内では充分な睡眠がとれないので、オークランドからワイトモへの200km、ワイトモからロトルアへの170kmという長大なバス移動が、休息の手助けをしてくれた。
 
 明日は北島のテカポ湖に向かう。