NZの旅 3日目(その2) 国内線で南島へ

 ニュージーランドは北島と南島に分かれているが、最初に到着したのが北島のオークランド、ロトルア空港から南島のクライストチャーチまでプロペラ機で移動した。
 
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 同型機が離陸したところ。主翼が上に付いているのでどの席でも見晴らしが良い。
 機内で上映される安全ビデオは今上映中の「HOBIT」の出演メンバーが面白おかしく諸注意を演じている。ここまで自由度を持った航空会社が羨ましい。
 
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 しかも、乗客の赤ちゃんをアテンダントが抱っこして機内を見せて回っているのも初めてだった。自然と乗客から笑顔がもれ、アテンダントも優しそうな笑みを見せていた。
 後日、クライストチャーチからオークランドに戻る機内でも小学生くらいの女の子にラスターを首からぶら下げさせてアテンダントよろしく飴玉を配るお手伝いをさせていたのも、粋な演出だと思った。
 
 テカポ湖はクライストチャーチから230Km離れており、またまたバスの旅へ、
 湖に近づくにつれ、道脇にルピナスの花が見かけられるようになってきた。
 添乗員の言葉によれば、先週は雨続きでまだルピナスの花もあまり咲いていなかったという。
 今週は一転、晴天で開花も進んだようだ。
  
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 夕刻になってもブルーさが際立っているテカポ湖、遠く雪をかぶった山々が見える。手前には色とりどりのルピナスが満開であった。
  
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 世界遺産に「星空」を申請するというのも思い切ったアイディアだが、それだけ星が奇麗に見えるし、見やすい環境造りに努力しているということなのだろう。
 
 実際深夜=22:00ころ、ようやく陽が沈んで星が見やすくなったころ、ホテル目の前のテカポ湖を望む草原に行ってみると、すぐに天の川の存在を確認できた。
 ただ、ホテル周辺のオレンジ色の街灯が些か眩しく感じられた。
 その影響を避けるように岸辺の方に少し下ると真っ暗闇が出現、星の観察には持って来いの環境となった。ところが今度は雪山からテカポ湖を吹きぬける冷たい強風が!
 そんな時に役立ったのは繁茂するルピナスの花、これが『防風花』になってくれた。
 「南十字星、満天の星、そして天の川」、さだまさしの「風に立つライオン」の歌詞ピッタリの光景が目の前に広がった。
 
 明日はニュージーランドの最高峰マウントクックのある国立公園へ、