米アーカンソー州中部での出来事だが、天然ガス探査に水圧破砕法という化学物質を含んだ水を高圧で流し込むことにより岩盤にひび割れを作り、更に砂などを混ぜた支持剤で割れ目が元に戻ろうとするのを防ぐ作業を行っている。
その為に数日間で30回以上もの揺れを感じるようになったのでは?という見方がなされている。
それは、同じ州で2年前にも200回以上の揺れが続き、州が新規の圧入井を差し止めたところ、揺れが収まったという経緯があるからだ。
ただ、因果関係を実証するのはそう簡単ではないだろう。
ますます活発化していくであろうシェール石油開発、「原因不明の揺れ」が多発すると米国産天然ガス・石油の増産が危うくなってしまう。
果たしてどう収めるのか?
中々タッチーな難しい『揺れ』だと思う。