京成津田沼駅の道沿いにあって気になっていたのだが、名物と書いてあるのだからこれは試さないと!
ということでお店に入り注文してみた。
いわゆる「太鼓焼き」、でもこれは厚い、一般的なものの1.5倍はあるだろうか?
中は粒あん、周りの生地はふわふわ、味は至ってふつう、昔ながらの名物とはこんなものだろう。
というのも、店構えは極めて古めかしい。TVや映画の昭和の、それも30年代ころだろうか、そういった場面に出てきそうなお店、
壁に掛かっていたカレンダーは平成24年版だが、開いてもいない。
盆栽カレンダーのようで、表紙の年号が気に入った。
平成24年、昭和87、大正101、
これって案外年齢や期間を計算するには重宝な数字だ。
もちろん 2012-25 → 87、 とか 2012-11 → 101 とか一度頭の中で難しい三桁の計算をすれば出てくるのだが、咄嗟には計算できない。そこから昭和の年、大正の年を用いて再度計算するのだから、
そういうカレンダーの存在に今まで気づかなかった!
このお店は本来甘味処のようで、あんみつや、今ならかき氷も出している。
でもお昼時だったので、やきそばを大盛りで注文した、何せ並250円、大盛300円なのだから、
お皿一杯に盛られたソース焼きそば、紅ショウガがアクセント!
味はシンプルというか薄い、テーブルの上にあるソースを好みに応じて掛けよ!ということだろう。
シンプルさは具にも、焼きそばの麺の他はキャベツのみ、お祭りの屋台でも偶に豚にくのカケラを見かけることがあるが、ここは最初から入っていない。
まぁ、これはこれでお腹を満たすにはイイのでは!
ひたすら大盛りをソースのちょっとピリカラな味に惹かれて一気食い、満腹だ。
今度機会があったら、甘みものを注文してみよう。
お店には年配の夫婦が一組、サラリーマンの2人組がいた。
夫婦はやきそばの他に練乳メロンのかき氷も注文していた。
サラリーマンはもちろん、やきそば大盛り、
なんとなくホンワリした気持ちで店を出た。