「ぎんなん」というと実を連想し、銀杏と云うと黄色い葉を連想する。
今日は久しぶりに佐倉城址に行ってきた。
まるでラリックの女神像のような枝振りの良いもみじは、まだ青々していた。
秋と云うより夏の気温、木々はどちらを好むのだろう?
それでもメッキリと花の姿は見かけなくなった。
足元に咲く小さな花、とても珍しいが何だろう?
近所の人がぎんなん拾いをした後なのだが、風が強いせいかポトポトと落ちてくる。
早速収穫活動に変更、本屋さんでもらう袋がこういう時には役に立つ。
少し離れた木の根元にはきれいなままの実がいっぱいあるのだが、どういう訳か拾われている形跡が無い。実が小さいのか、苦いとか美味しくないといった理由があるのかも知れない。
ここで拾ったら持ちきれないほどになるかもとは思ったものの、同様に敬遠することに、
ぎんなんは袋に入れたまま、少しの水と塩を入れて上からごしごしと揉んで、
ザルに空けると、ほとんど周りの果肉が取れている。
水で洗うと、
きれいになった。これを新聞紙の上に広げて、あとは乾燥するのを待つだけだ!
収穫の喜び、確かにもう秋だ!