どういう訳か世紀の天文ショーを見逃している自分にとって、アイソン彗星は期待の星だったのだが、それも太陽の力で消滅しかけている。
一応残りのガスが光っているようだが既に４．７等星、今は太陽に近いのでまず見ることは出来ない。この先、太陽から離れて空がまだ暗い時間帯にはいるのだが、その頃には光度も更に下がって肉眼では見られないだろうと云われている。
その一方で、ラブジョイ彗星が４等級前後の明るさで東北東の方向に明け方見えるようなので、これに期待を掛けて見たい。
東京天文台の発表している彗星の位置情報、
アイソン彗星は地平線から北東の空に昇って行くような軌跡だが、ラブジョイ彗星は天頂から東北東の地平線に向かって降りてくるような軌跡、丁度今ごろの朝方が見ごろかも知れないが、明朝は雲が厚くて無理だろう。
ハワイにｓるすばる望遠鏡ではおたまじゃくしのような全体像と美しく捻じれた尾を撮影している。
他の写真を見ても球の部分が美しい青緑に輝いている。
ぜひともこの目で、双眼鏡でもイイが、見てみたいものだ。
