太陽系に夢を馳せて

 宇宙創成や宇宙の端などが話題にされるが、ここにきて太陽系内の新しい星がクローズアップされた。
 
 一つ目は、2012VP113と呼ばれる準惑星
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               Image Credit: Scott Sheppard/Carnegie Institution for Science
                        about 2 hours apart on Nov. 5, 2012
 
 太陽から83天文単位離れていて、勿論冥王星より先にある。太陽の周りを楕円軌道で回っているから「準惑星」と呼ばれるのだろうが、太陽の重力がどれほど影響しているものか?
 それにしても、天空の中から2時間間隔での位置の違いを発見し、その大きさ・軌道までも見出す力は素晴らしい。
 
 この太陽系の大きさが見直されて行くにつれ、途轍もなく大きな惑星系のような気がする。それをも飲み込む銀河系、それも一つの構成要素の一つに過ぎない宇宙と、果てしなく大きくなってくる。
 
 ところが、太陽系の小惑星が二重の輪を持っていることが発見された。
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 しかもこの天使の輪を持った小惑星カリクロ」には衛星があるのではないかとみられている。
 太陽系の中の数多くある小惑星の一つが、輪を持ち、衛星を持つという「ミニ太陽系」を形作っている不思議、
 
 これから先、もっともっと新しい事象が見つかってくるのかも知れない。
 
 ゆめ、