下を見ても、三階なので、そのような気配はない。ご近所で真っ先に咲いた沈丁花の香りがココに溜っているのだろうか、玄関先を離れると香りはしない、不思議だなと思っていた。
そして今、既に沈丁花の花はない。でも、なんとなく漂っている!
やっと分かった。
ミニシクラメンがその正体だった。
まさかシクラメンが芳香を放っているとは思わなかった。
因みに隣に植えてあるこのシクラメンは香らない。
香るものとそうでないものがあるようで、香りシクラメンはまだ限られているようだ。
購入した時はそのような意識は無く、色を選んだだけであった。それゆえ香りの正体がシクラメンとは思いもしなかった。
「シクラメンのかほり」という歌はあるものの、