マンション・モデルルームのはしご

 新しいマンションのモデルルームを、ここのところ何件か見歩いている。
             
     
 最初はJR津田沼駅南口から徒歩7分の「奏の杜」、
 今建築中でまさにモデルルームを見て完成状況を想像するもの。
 ここで一番気になったのは、南側に広がる一期として開発された巨大マンションの威容、南側の眺望が遮られてしまう。二番目は価格、ほぼ900戸の巨大マンション群となるのだが、駅近くということで近隣では一戸建てを買えてしまうほどになる。
        
     
 すでに一昨年竣工しており、いわば売れ残り物件、階数も低層に限られてくる。
 ここで一番気になったのはやはり眺望、でも駅近くでは望む方が無理というもの今となっては!
 ただ、メリットは現物を見ることが出来るということと、モデルルームの調度品が全て付くということ。これは大きな出費をした後の家具・照明の調達が不要ということなので大助かりである。
         
    
 三つ目はJR稲毛駅近くの大規模開発マンション、900戸を超える。
 ここは一期で売り出した物件の売れ残りと、二期で売り出す物件の両方の選択肢がある。
 部屋の向きを考えると二期の西向きより、一期の南向きの方がイイと思った。
       
       
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 ここの凄いところはエントランスの贅沢な空間、これほどまでのものを作る必要があったのかは「?」だが、
 一期の既に入居済みの棟は現物を見ることが出来る。ただ、調度品は付いてこないようだ。
 ここで気になったのは、壁となって立ちふさがるマンションの圧倒される存在感、大規模開発ゆえ仕方ないことだが、「マンション」というよりは「アパートメント」という単語が相応しい。
          
    
 幾つか見ることによって気づいたこと、
 モデルルームとまっさらな空室とではイメージが全く異なるということ、案外空室の方が狭く感じるかも知れない。
 いわゆるマンションギャラリーのモデルルームと完成物件のモデルルームもイメージが変わる。実際のエントランスから入り、エレベーターに乗り、隣近所を見、眺望も見る。高い買い物ゆえ実物が見られることが大切だと実感した。
 通販での購入でも実物を見ないと躊躇するのに、遥かに高額な「商品」をパンフレットとギャラリーのモデルルームだけで判断するのは勇気の要ることだ!!!