腸内細菌が食物アレルギーに効果?

 という大西睦子氏の記事に反応してしまった。
 
 「日本アレルギー学会は、乳幼児期に発症した「鶏卵、牛乳、大豆」は、年齢が高くなるに従い軽快することが多いものの、年齢が高くなってから発症した場合や、「そば、ピーナッツ、えび、かに」に対してアレルギー症状を起こした場合は軽快することが少ないとしています。 」
   
  この一節が気になったのも、自分が大人になってからピーナッツに弱くなったからでもある。
 しかも、「食物アレルギーには有効な治療法がないので、原因となる食品を避ける(除去する)ことが、治療や予防になる。」ということも大いに気になるところだ。 
   
  そこに腸内細菌が食物アレルギーに効果があるかも知れないという研究成果が発表されたとなれば、何とかしたくなる。
 米国で食物アレルギーの子どもの数が増えているのは、近年の除菌し過ぎた生活環境や食習慣が、私たちの体に居る自然な細菌の組成を乱すためではないかと示唆されているという、
 
 そこで、腸内細菌の組成を改変することにより食物へのアレルゲンへの感作を減らすことが出来るのではないかという研究の結果、もっとも多い腸内細菌である「バクテロイデス菌」ではなく、常在しているクロストリジウム菌がインターロイキン22を高濃度に作りだす働きがあり、この場合はピーナッツアレルギーへの効果が認められたという。(ねずみでの実験だが、)
   
  確かに除菌、滅菌ということが強く云われるようになって、病気への感染が減ったのは確かだろうが、逆に免疫機能に低下をきたしているという懸念も頷ける。
 ヨーグルトには腸内細菌を正常化させてくれるという期待感があるのだが、果たしてこのクロストリジウム菌を増やしてくれるのだろうか?
  
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 今朝の「朝焼け」、陽が地平線に近づくにつれ、厚い雲がどんどん奥まで赤く染まっていく様は見事だった。
 
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