日立[立ち座り動作の負担を軽減することができる通勤電車向けシート]

 現在でも「立ち座り動作の負担を軽減することができる通勤電車向けシート」は存在していると思うのだが、究極と云おうか、朝の通勤ラッシュ時間帯の座席取り上げ車両、10時になるとアナウンスと緑のランプで座席を座れる状態に戻すことができるのだが、これは立ち座りという概念が全く存在しないシート!
 
  今回日立が開発中のシートは、肘掛が固定されているので常時座れるタイプだと思う、良かった!もし座れるのなら、
   
イメージ 1
  
 面白いのはそのコンセプト、従来の通勤電車シートは、低く、深く腰掛ける形状、今度のシートは座面の高さを約10㎝高く、座面の奥行きを従来よりも約10㎝浅くし、少しだけ立ち姿勢に近くして、足を投げ出せないようにしている。立ち座りに楽になるよう座席間の仕切りを設けているというが、2席分を占める無法者を排除する効果もあるようで、全体的に車内マナー向上基調になっている。
 従来は、ともすれば、この新型シートもような浅掛け姿勢で深々シートに足どっぷり投げ出しという輩もいたので、相当な変化が期待できそうだ。
    
 問題は、居眠りしたときずり落ちないか?、足を引っこめた空間、左右で約30㎝分、人が余計に乗り込んでよりギュウギュウ車両にならないか?ということだろうか、