ケヴィン・コスナー主演のアクションもの、そのむさい格好から老いぼれスパイの最後の御奉公かと、
ツタヤの隣りのラックにはジェイソン・ステイサムの最新作も並んでいたので、どちらにしようかと迷ったが、
たぶん、コチラを選んで正解だったかなと思う。
腫瘍が発見され余命3~5か月を宣告されてしまった凄腕CIAエージェント・イーサン、一方でCIA長官から直々に悪玉ウルフ抹殺を命じられた美人スパイViVi、5年間家をほったらかしにしたお蔭で愛想尽かしをした妻と16歳の娘(ゾーイ)、
アクションはハードで殺人も多いのだが、難しい年頃の娘の扱い方を敵側の父親に聞いたり、自分の家を不法占拠されていたりと、コメディー調でありながらも、夫婦愛と父娘愛、更には漫画チックな美人スパイの陰ながらの愛とか、色々取り混ざっていて中々楽しめる。
娘の控えな表現で、教えてくれるはずの父親がいなかったから実は自転車に乗れないとか、プロムでダンスは踊りたいが教わったことが無いとか、
幼い頃父親が連れて行ってくれたカルーセル、砂浜での石投げ等々、想い出ビデオの復活とか、
スパイのお仕事というより、スパイ版ホームドラマの要素が強い。
邦題「ラストミッション」、原題”3 Days to Kill”、どちらも『意味不明!』 でも、『4-』
おまけは グーグル・ストリートビューのオーロラ版、