船橋市 期日前投票システムで災害時安否確認 ???

  普段使わないシステムの有効活用として良さそうには思うのだが?
 
  今日のNIKKEIのニュースに、「船橋市期日前投票システムで災害時安否確認 というが載っていた。
  地元である以上、さらにはお世話になるかもしれないので、気になった。
  
1.有権者期日前投票状況を即座に把握できる仕組みを応用し、避難所にいる人の情報を回線を通じて災害対策本部で迅速に集約する。
2.有権者データである選挙人名簿を住民基本台帳記載の全市民62万人に置き換える。
3.投票状況の入力欄は避難所への入退所、要援護者の有無、医学的留意事項、搬送先、家屋の被害情報などに変更する。
4.大規模災害時に最大132カ所の避難所開設を想定。各避難所では職員がパソコンに避難者情報を入力し、市役所内の災害対策本部に送信する。
 
  というのが概要だが、現在の期日前投票所は船橋市内で5か所、それを132ヵ所に拡大して運用すると云うことなのだろうか?そうしないと市民62万人の把握は無理だろうから!
 
  災害時安否確認システムを最初から開発するのではなく、既存システムの手直しでコストセーブ出来ると踏んだのだろうが、それでもお役所のシステム開発費は結構高くつくから、どうなんだろう?
  それと、大規模災害時に生活インフラがストップすることが予想される。システムを活用するには本部=船橋市役所本庁は当然として、避難所、職員のパソコンも含め電源、ネットワークが確保されていなければ全く機能しない。
  6mの津波が来たら、船橋市役所自体が2階まで水没するだろうし、
 
  インフラストップの時の代替手段も考えておいてもらいたいものだ。
 
  そうは云っても、大規模災害はどれくらいの頻度で起こると想定しているのだろう?????