映画” if i stay " 4

 CMを見て気になっていた映画、やっと見ることが出来た。
 レンタル屋さんのラックに置いてある本数が1~2本、

 確かにこの映画を題名だけ見て選ぶ人は少ないかもしれない。しかも1~2本しかストックがなければ、
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 青春映画のジャンルに入れるにしては重たいテーマ、かと言って暗すぎる映画かというとそうでもない。
 主人公ミア(クロエ・グレース・モレッツ)はチェロ演奏家を目指すクラシック派の高校生、家族はロック派、現われた恋人アダムは地元人気ロックバンドのヴォーカル、
 多分、ロックミュージックだけだったら自分もこの映画に共感は持てなかっただろう。チェロの奏でるゆったりとしたクラシックがキーだと思う。
 邦題「イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所」と結論めいたことは云わない方が良いと思う。
 
 昏睡状態の自分を見ているミアが、見舞いに訪れる親類、友人、恋人に合せて過去を思いだしつつ、観客には時の推移と秘密を明かしていくと云う、かなり丁寧な作り方だ。
 
 最後、真っ白な画面で終わらせてしまう方法もあっただろう、
 その余韻たるもの相当だったと思う。「