日経メディカルの記事なのだが、会員とならないと全文は読めないのが残念だ。
平成26年度のワクチンの中身は、
◆A型株
カリフォルニア/7/2009(X-179A)(H1N1)pdm09
ニューヨーク/39/2012(X-233A)(H3N2)
◆B型株
マサチューセッツ/2/2012 (BX-51B) (山形系統)
カリフォルニア/7/2009(X-179A)(H1N1)pdm09
ニューヨーク/39/2012(X-233A)(H3N2)
◆B型株
マサチューセッツ/2/2012 (BX-51B) (山形系統)
* 山形系統あるいはビクトリア系統のどちらか一方のワクチンを選択
と、B型株が選択性になっていたため3種類の株を使用していた。
これに対し、平成27年度のワクチンは、
◆A型株
カリフォルニア/7/2009(X-179A)(H1N1)pdm09
スイス/9715293/2013(NIB-88)(H3N2)(変更)
◆B型株
プーケット/3073/2013(山形系統)(変更)
テキサス/2/2013(ビクトリア系統)(変更)
カリフォルニア/7/2009(X-179A)(H1N1)pdm09
スイス/9715293/2013(NIB-88)(H3N2)(変更)
◆B型株
プーケット/3073/2013(山形系統)(変更)
テキサス/2/2013(ビクトリア系統)(変更)
というように、B型株を2種類採用し、全部で4種類=4価ワクチンになった。
それだけ、適応する確率が上がるだろうと云えるが、コストが上がるのも目に見えており、
既に3500円に値上げすると発表している医院もある。(多分ここは安い方だろう)
2014年の平均が3000円程度とされているから、2015年が1.33倍になるとすれば4000円、
確かに、日経メディカルの記事にあるように接種する人の数が激減するかも知れない。
インフルエンザワクチンは効果が無いとする人もいるようだし、更に迷いを増幅させてくれる。
はて、さて、どうしたものか?????