”ミッション:インポッシブル”シリーズの5作目、間が空いているのでもう以前の物語は忘れてしまったが、
”無国籍スパイ組織=シンジケート”ということになる。
イーサン・ハントの属するスパイ組織IMF(Impossible Mission Force)がCIAからの指摘で解体されようとしている中、イーサンだけがシンジケートの存在を暴こうとしていく、・ ・ ・
このストーリーとシンジケート側の女スパイとして登場するイルサ・ファウスト(レベッカ・ファーガソン)との絡みを見るにつけ、ジェームズ・ロリンズのΣフォースシリーズに登場する謎の組織ギルド、Σフォースの隊長グレイ、ギルド側の女スパイ/セイチャンとの関係に酷似している。
まさに2014年翻訳の”ギルドの系譜”では、DARPAの秘密組織Σフォースがギルドの策略で解体されることになったが、秘密裡にギルドの存在を暴こうとしていく、
イルサもセイチャンもオートバイの名手だし、
トム・クルーズのスタントマンなしの演技が公開前から話題になっていたが、確かに頑張っている。
ストーリー構成も予測不能の展開であり、中だるみすること無くずっと画面に引き寄せられていた。
特に座った席が劇場中心より一列前だったので、視野より若干スクリーンの方が大きかったので、熱中度合いも格別だったのかも知れない。
こういう冒険活劇映画は見終わった後のスカッとさが一番大事であり、その点は満足いく。
ただそれしかないので、映画としては「4+」