鎌ヶ谷市「貝柄山公園」は高低差の産物

 NHKTVの「ぶらタモリ」の影響で、”高低差”という言葉が身近になってしまったが、鎌ヶ谷市新京成線初富駅」近くにある”貝柄山公園”も周囲が高台の高低差の中にあった。
 ただ、海岸段丘とか河岸段丘とかではなく、谷津田が公園に整備されたようだ。
 
 北入口の駐車場から入って行くと、まず目についたのが馬の親子の像、    
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 江戸時代、小金牧としてここら一帯が馬の放牧地になっていたことから、当時の馬の大きさ、形状で再現したとのことだ。
 
 小規模な公園だが、よく整備されており、メインの池の周りが歩けるようになっていた。
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 貝柄山公園は、今日地図を見ていてたまたま見つけたもの、
 近くの高台に「中沢貝塚」があるそうだが、公園の名前が「貝殻」ではなく「貝柄」となっているのは前向きな気持ちからだろう!
 
 このような小さな池にも鴨の集団が越冬しているということは、鴨がたまたま通りすがりに見つけたというのではなく、相当長い歴史の中で谷津田もしくは小池に飛来したのがそのまま続いているのだろう。
 池から東入口方向にも公園が広がっており、整備された小川が流れている。
 本当は高台から川となって雨水が流れ込むのが自然なのだが、それは見えないように雨水管として別途隠されているようだ。 
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 公園中には幾つもの彫像が置かれていた。
 
 一周するのにそんなに時間は掛からないが、セコイアの大木が池の周囲に立ち並び、中々見栄えのする公園だった。
 雨上がりで下がぬかるんでいたが、晴れの日には気良く散歩できそうだ。