まさかの誤戴冠 ミス・ユニバース

 あってはならないことが、ミス・ユニバースの世界大会で起きてしまった。
 ミス・コロンビアが一旦はミス・ユニバースに指名され、戴冠までされたのに、司会者があれは間違いだった、一位はミス・フィリピンだったと、王冠を取り上げてしまった!
 
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 これをどう見るか、単なる司会者の読み間違いとして大勢の観衆の前で取り上げて良かったのだろうか?
 ミス・ユニバースが発表されて、戴冠するまで何分間か時間があっただろう。
 当然主催者側はそのミスに気付いたはずで、即座に戴冠を中止出来ただろう。でも、戴冠をしてしまった。
 戴冠の持つ意味は、単なる王冠の授与だけではなく、ミス・ユニバースに即位することを正式に認めたことになる。それを単なる間違いで剥奪するのは、それ以降は出来ないのでは?
 王位に即位するという重々しき儀式として捉えるか、単なるショーとして捉えるかによって意味合いが違ってくると思うが、司会者はショートしか思っていなかったのだろう、でも当事者の各国のミスは国の代表と云う意気込みでかなり権威のあるコンテストだと思っているだろうし、世界的にもその認知度が高いミス・コンテストである。
 
 では、どうすれば良かったのか、
 1.そのままミス・コロンビアをミス・ユニバースにし、ミス・フィリピンを2位にしておく。
 2.ミスがあったことをその場で主催者が誤り、二人をミス・ユニバースに任ずる。
 3.司会者のとった行動を是として王冠を剥奪する。
 
 1.はいずれ情報が漏れて、ゴタゴタ発展する可能性が大きい。
 よって、ここは二人ともミス・ユニバースにするのが良かったのでは!
 
 世界的に権威のあるコンテストといえども、選定は客観的なものではなく、主催者側の指名した選定員が行っている、とてつもなく大きなショーであるのは間違いない。
 でも、その権威を維持していくためには、戴冠という重要な儀式を、簡単にすげ替えられるショーなんだと思わせてはいけなかったと思う。