4K DLPプロジェクターの家庭用が出るかも?

 映画館がシネマコンプレックス化されたのは、映画がデジタル処理されるようになったお陰だが、色々な映画が一ヶ所で見られるようになり利便性はとても向上した。
 映写機もフィルムからデジタル素材に変わったせいで、プロジェクターと呼ばれるようになり、音響システムも身体が振動するほどの大音響・超立体となった。
 
 でも、驚いたのはプロジェクターの解像度が、家庭用で2K(1980x1080)なのに対し、映画館用でも大半が2K(2048x1080)に過ぎないということ。4K(4096x2160)上映館もあるようだがまだ少ないようだ。
 真っ暗な大スクリーンで見るから粗が目立たないのか、2Kの映像はそこまで拡大しても耐えられる画質ということなのか、映画館用のデジタル素材がTV放送よりきめ細かくかつ厳しく管理されているのか、
 映画館だから特別な解像度のプロジェクターを使っているものだと思っていた。
 
 そういえば家で見る100インチのプロジェクター画像も、ブルーレイの映画に較べ地上デジタル放送では中継などでハイライトが潰れてしまっている例が結構ある。素材の良し悪しがハッキリ見えてしまうのがデジタルの怖いところかも知れない。
 
 今映画館のプロジェクターの心臓部は”TIのDLP”(9割)と”SONYのSXRD”、もちろん2Kも4Kもある。
 我が家は2KのDLPなのだが、これまで家庭用DLPには4K仕様が無かった。
 今年のCESで家庭用の4KDLPとなりうる小型チップが展示されたばかりなのに、29日には今春出荷開始となることが発表された。
 これにより今年中に家庭用4KDLPプロジェクターが売り出される可能性が高まった。
 
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 DLPプロジェクターの良いところは、比較的安い上に輝度が高く、暗い場面の黒がちゃんと出るので、コントラスト比の高い綺麗な画像が出ること、反面真っ暗な室内で見ているときに虹色ノイズが頭を動かした時に出やすいということ、
 虹色ノイズは個人差もあるようで、自分はめったに見えないし、違和感は無い。
 
 4KDLPプロジェクター、是非とも見てみたいものだ!!!