ああしておけば良かったと後悔することに、”旅”があった。

 どこで読んだか思い出せないが、
 身体の自由が利かなくなってきた人々の声の中に、「もっと旅に行っておけば良かった」というのがあったように思う。
 ”いつでも行けると先延ばしにしておいて、イザゆとりが出来たときには身体がついていかない。”、
 
 TVなどで世界各地の風景が目に入ってくるが、実際にその場に自分が立ってみようと決心するにはそれなりのジャンプが必要だ。
 幸い、そのジャンプが出来たお陰で、毎年イヤープレートの入ったミキモトの写真立てには思い出が納まってきた。
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 ここに来て、世界的な紛争の勃発で”旅の安全”に心配せざるを得なくなってきた。
 残念なことだが、海外旅行は暫くお預けかも知れない。
 
 でも、こんな記事を見るとウズウズする。

 ”メルボルンは5年連続「住みやすさ」世界1位”
 
 オーストラリアの都市はそれぞれに魅力を持っていると思う。住んでみるのと、旅行で訪れるのとでは印象は違うのだろうと思うが、5年連続世界1位に選ばれる訳を言葉ではなく自分の目で確かめ納得してみたい。
 
 ”世界シェア1位の旅行ガイドが発表!2016年に訪れるべき世界の街トップ5”
   MSN ライフホームの記事より

  5位 ロッテルダム(オランダ)
  4位 ジョージタウン(マレーシア)
  3位 ダブリン(アイルランド
  2位 キト(エクアドル
  1位 コトル(モンテネグロ
 
 地図を調べないと何処にあるの?と思ってしまうが、
 馴染みの無い”エクアドル”は中南米ガラパゴス諸島のある国、
 モンテネグロも名前だけは良く聞くが、イタリアの踵の部分の真上、アドリア海に面した国だ。
 
 旅行案内ではクロアチアの美しさが宣伝されているが、モンテネグロのコトルは初めて目にする都市、そしてこの写真を見たら、
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 きっとこれと同じ絵葉書が売られているのだろうな、と思ってしまう。
 フィヨルドの名残か、リアス式海岸なのか、知識に疎いが、深く蒼い海の色とオレンジ色の屋根の対比が美しい。
 世界遺産として保護されているのは当然のように思える。
 
 こういうのを見せられると、”行ってみた~い!”とどうしても思ってしまう。
 世の中のゴタゴタが収まることがまず先だが、