お茶の注目は”カテキン”から”テアニン”へ、

 最近は日本茶以上にコーヒーの健康効果の方ががもてはやされるようになっているが、
 お茶も頑張らなくてはと、カテキンとは違う成分”テアニン(L-Theanine)の健康効果に注目を集めさせようとしているようだ。
 
”ストレスや不眠に役立つお茶成分「テアニン」って?”
 
 カテキンについては、ペットボトルのお茶にも○○mg入っているとことさらに明示しているが、これからはテアニンの含有量も表示されるようになるかもしれない。
 
 そもそもどんな効果があるのか???
 
 記事によれば、
  テアニンを50mgや200mg摂取すると、30分〜1時間後に脳波にα波が出る!
  ストレスの緩和
  睡眠の質を改善する効果
  集中力を高める働き
 
 カテキンには
  血圧上昇抑制作用、
  血中コレステロール調節作用、
  血糖値調節作用、
  抗酸化作用
  老化抑制作用、
  抗突然変異、
  抗癌、
  抗菌
  抗う蝕
  抗アレルギー作用
 
 テアニンがカテキンにとって代わるほどの幅広い効果は期待されないが、脳に関わる良い作用があるようだ。
 ただ、お茶で摂ろうとすると同時にカフェインも入ってくるので、睡眠の質改善とは相いれないので、その場合にはサプリメントでカバーするのが良いそうだ。米国のサプリメント販売の会社のサイトには確かに”Theanine”が載っていた。

 やはり古から飲まれてきたお茶には健康効果がいっぱい詰まっているようだ。
 もし、全世界的にコーヒーと同じくらい飲まれているのであれば、もっと幅広い研究がされて、今以上に多くの健康効果が見つかってくるかもしれない。