以前の比較は”箱根の鉱泉煎餅vs有馬の炭酸煎餅”、
今回は、もっと身近な、スーパーで徳用菓子として売られている”カルルス煎餅”、
有馬の炭酸煎餅は三越の名産品コーナーで売られている。
”徳用菓子”はスーパーでたまに見かけるものだが、必ずしも同じチェーンとは限らない。見つけたら出来るだけ割れていないものを選ぶ!
さてその大きさは、
ほとんど同じ、”有馬”が84㎜、”徳用”が80㎜、”有馬”にはバリが残っている。
大いなる違いはその薄さ、
縁の厚みはほぼ同じなのだが、文字を支えている表面の厚さが全く違う。
それは透かしてみると良くわかる。
おそらく生地の成分は同じだろうと思う。目を瞑って交互に食べてみても同じように感じられる。
だが食感が全く違う。”有馬”のシャリシャリと砕ける感じと、”徳用”の煎餅のようにパリパリと割れる感じ、
”有馬”は、その繊細さからこのような完全型に造り上げるのは大変だろう。
”徳用”は、強度が増しているので機械の流れ作業にも耐えられるだろう。
おやつに食べて満足するのは”徳用”、お茶やコーヒーの飾りとして添えるのは”有馬”、
普段、炭酸煎餅と食べてみたいと思うのなら”徳用”で充分だと思う。その歯ごたえと重曹感は炭酸煎餅の美味しさを表している!!!