とあるブログから知った、異空間の雰囲気漂う洋館”佐倉マナーハウス”、
佐倉城址公園にはよく行くものの、その途中にこのような建物があるとは知らなかった。
メインの通りから離れているので、よくよく地図で確かめてから出かけることに、
京成「志津駅」南側に広がる住宅街を抜けると、砂利の敷かれただけの大駐車場と大きな倉庫が、
でも、建物は小高い森の上のほうにあるらしく、立看板だけが存在を知らせていた。
車を降りると、坂道の上にレンガ造りの建物を垣間見ることが出来る。
いざ、
賑々しいショップというより、邸宅に不釣合いな小さな扉があるだけ、入るのに勇気が要りそうな佇まいだ。
もちろん、Go!
たちまちアンティークな雑貨類に遭遇、中から女性が声を掛けてくれる。
二階には家具類も置かれているとか、
雑貨の種類の多さと数に驚く、まるでアンティークの博物館を見学しているよう。
英国に買い付けに行って集めてくるとのことで、当然ながら相応の値段が付いている。
アンティークの品物への知識が乏しいので、ただただ圧倒されるばかり、
そこで併設のティールームへ、
本館の南側にせり出すようにガラス張りで造られたテラス、床材は150年前の教会で使用されていたもの、一見レンガのようだが堅い木材、
スコーンかアップルパイかのチョイスになるが、コーヒーとセットで¥1,000、
手作りアップルパイだと思うが、美味しかった。
このテラスで結婚式を挙げたら雰囲気があっていいだろうなぁ!と一瞬思ったが、すべてがアンティーク素材なので、・ ・ ・
この山林の中に、周りの世界から切り離された外国が出来上がっている。
よくこの様な場所を見つけたものだと感心する。高い木々に囲まれてほとんど隣の家が見えない。それがこのこだわりの建物の魅力を引き立て、別世界になりきっている。
身近で楽しむ英国の世界、雰囲気を楽しむだけでも訪れる価値のある場所だ。