週間ダイヤモンドの中に、”大人のための最先端理科”という勉強ページがある。
今週号は”46億年前の木星大移動が地球を水の惑星に変えた”。
そして記事の中で知った地球上にある水の質量の少なさ、
地球表面の71%は海(人間の質量の60%は水)、なのに海の質量は0.023%、岩石などに含まれているH2Oも含めても0.1%、地球の全ての水を一つの玉として集めても、アメリカの大きさにもならないという。
これだけでも、普段何も意識することなく自由に使っている水がいかに貴重かと思えてくる。
さらに注目すべきは”スノーライン”、物質が気体か固体になるかの境界線、ここより太陽側に入ると水は気体となり蒸発して存在しない。ここより外側になると氷として存在する。
そして地球上で水として存在するのは、大気圧が1気圧で水が液体となる「ハビタブルゾーン」内にあるからという、出来すぎた環境にある。
なぜそう考えるかというと、水に含まれる重水の割合が地球の水に一番近いという。
因みにスノーベルト付近の小惑星は10%の水を含む。もし地球が10%の水を持っていたら深さ270Kmの海に覆われてしまう。
これらを図で紹介していた。