映画「キングコング 髑髏島の巨神/ KONG: SKULL ISLAND 」 4

 久しぶりにキングコングの映画を見た。
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 左は米国版、右は日本版のBDのパッケージ、
 日本版は、ベトナム戦争終結して戦争が出来なったことを惜しんでいるパッカード大佐の気持を表したかのようなキングコングの見方、
 米国版は、従軍カメラ(ウー)マン・ウィーバーが悟ったキングコングの真の姿を示唆するかのような奥深さを感じさせる映像、
 
 左なら映画館に足を運んだかもしれない。でも右側なら子ども向けのおどろおどろしい悪漢キングコングを思わせレンタルでも躊躇する。
 それなのにナゼ借りたか?
 
 5本まとめてレンタルに本数が足りなかったから、
 でも、結果的には借りて正解だった。
 
 ベトナム戦争が背景にあるので、侵略することの正義、軍隊規律としての絶対服従の難しさ、を感じてしまう。
 軍人として兵役に出たことによる離れた家族への思い、家族を失ったキングコングの大トカゲに対する憎しみとか、結構考えさせられてしまった。
 
 とはいえ、原始時代に戻ったかのような巨大生物の数々、特に肉食獣のトカゲの不気味さ、これを3Dで見たらもっと怖かっただろう。
 
 ハラハラ、ドキドキ、アー良かった!と楽しめる映画だった。
 太平洋戦争でそれぞれ不時着した米国人と日本人パイロット、二人が遭遇するところから話が始まる。
 長い長いエンドクレジット、そこには感動のシーンも待っているが、全てが終わった後に更に話が続くので、見逃さないで欲しい。「