大通り沿いに出来たラーメン店「一蘭」、大きな駐車場に結構車が停まっているので一度入ってみたいと思っていた。
何よりビックリしたのは”ラーメン”ではなく、その”運営システム”、
入口のすぐ正面に券売機がある。これは最近増えておりそう驚くものではない。
初めてなので何を選択するか迷ったが、
そして自動ドアを入り、席に向こうとしたら、通路がありその脇に暖簾の掛かった狭い通路が二本、奥は暗そう、真ん中にお店用の入口があるのみ、何とも殺風景な、どこに行ったら良いのか迷う造り。
手前の通路に入ってみて更にビックリ!
これは一番奥の席から通路入口を眺めたものだが、一席一席が仕切られて赤い丸椅子が並んでいる。
テーブルの上には記入用紙が置いてあり、注文の詳細を選ぶようになっていた。
初めてなので「基本」を中心に、”にんにく”は1/2片、青ネギ、チャーシューありを選んだ。
一々注文を聞くのではなく、紙に自分で書くのは確実だし間違いも無く合理的でもある。
そして、席正面の小さな窓からラーメンが差し出され、簾が降ろされる。
完全な個室モード、
真ん中の秘伝のタレを混ぜることなく数杯汁を飲み、徐々にタレをまぶしつつ食せとある。
汁は豚骨ベースなのだがあっさりした感じで美味しい。秘伝のタレは段々辛さが効いてきて咳き込んでしまった。次回は半分かな、
麺は細麺で案外少なめ、替え玉がメニューに載っているのもさも有りなん。
運営システムは合理的で良く考えられている。店員の掛け声もよく聞こえる。
だが全体的に開放感が無く、一人で食べに来るにはいいかも知れないが、非人間的な雰囲気だ。
これがイイ人もいるに違いない。
でもなぁ、
自分はまだ「田所商店」の方が好みかな!