2019-01-09 DVD「マグダラのマリア(Maria Magdalene)」 評価 4 ぷるめりあのブログ #映画レビュー これはマグダラのマリアが娼婦として喧伝されたFake伝道を、最初にイエスの復活を見た証人として正式に伝道師の一員と2016年に認められたことを機に、マリアの誤解を解くための映画である。 キリストの素直な心、言葉をそのまま伝え実践したのが、このマグダラのマリアだろうということが伝わってくる。 人民蜂起を起こそうと画策するペデロ、 神の国が軌跡として実現できるようキリストに死の危機を迎えさせたユダ、 信仰を金で売ろうとすることに猛反発するキリスト、 今の、これまでのキリスト教も、あるいは他の宗教も、ここに登場するキリストの言動は中々受け入れ難いことだろう。 そしてマリア信仰は、キリストの母マリアではなく、マグダラのマリアであるべきと気づかされた。 結構重い映画ではある。そこここに考えさせられる事柄がある。「4」