4Kテレビは素晴らしい、でも4K放送は、

 最先端のモノはどうしても試してみたくなるので、
 4Kテレビも4Kチューナーも揃えて、4K放送の開局を迎えたのだが、
 
 それ以来、4K放送はほとんど見ていない。
 NHKはまだしも、民放はBS放送を単に同時放送しているものがほとんどなので4Kの意味が無い。
 NHKの番組にしても、4K放送の精細感はよくよく見れば分からないでもないが、見続けていると内容に集中するので、4Kの恩恵がどれほどあるのか実感できない。
 
 これは4K放送、
 特に4Kをピーアールする為の番組なので美しいのだが、
 
 多分、地デジとBS4Kを並べて映しても、よほど近づかない限り分からないと思う。
 
 なぜこうなってしまったか、
 それは4KTV側の2Kから4Kへのアップコンバート技術が進化して、とても綺麗な画像を出すようになったからだ。
 最近、特にその傾向が強まっていると実感する。
 
 これは地デジのテレビ体操を録画したもの、
 
 TVのハードディスク録画なので実は画質が少し劣る。
 BDレコーダーからAVアンプ経由は遥かに綺麗な画像になる。
 06:25からの本放送は、4KTVの画質調整するのにピッタリの高精細、色彩の微妙なグラデーション、アシスタントの肌色など、4K放送に匹敵する高画質だと思う。
 
 これはBS、
 
 紅梅の美しさ、遠景などがハッキリ映し出されている。
 
 こういった画像を見ていると、4K放送は必要だったのかとまで思ってしまう。
 ただ、4KTVという優れものを普及させるためには必須のキッカケだったかも知れない。
 2KのTV放送の送信・受信技術がもっともっと進化すれば、これで充分と思う人は多いだろう。
 
 4Kで放送が見たいと思わせる番組が欲しい!