換気扇の掃除にイイかも!

 暮れのケーヨーD2の広告に、年末の換気扇掃除用として「親方棒」なるものが載っていた。

Fan1.jpg


 換気扇のシロッコファンの間の油汚れを掻きだすというもの、
 購入はしたものの、年末の掃除をパスして今日実行してみた。

 手始めに、シロッコファンの両端の円形部分の汚れを落としてみた。
 ここはフキンなどに洗剤を付けてゴシゴシ洗っても、凹凸があるのと油の粘りでどうしても汚れが残ってしまう、単純に見えて成果の上がらない場所なのだが、

Fan23.jpg


 お湯を少し垂らしながら、この親方棒=スクレーパーで擦ってやると、油がどんどん流されて行く。
 最後に洗剤を付けたフキンやキッチンペーパーで、同じようにお湯を掛けながら仕上げると、左が右のように綺麗に仕上がった。

 これは中々期待できると、本題のシロッコファンに使ってみる。

 シロッコファンは細い羽が狭い間隔で並んでいるのと、エッジが鋭いので下手に強く触ると怪我をする。
 これまでは、歯ブラシを隙間に入れてゴシゴシしていたが、毛先がスグに油汚れで真っ黒ベトベトになり、力があまり掛からないので油汚れの表面をなぞるくらいにしかならなかった。
 その為、本来の金属の白っぽい色がどうしても茶色のままになってしまった。

 今回は強めにお湯を掛けながら、親方棒でゴシゴシすると、油汚れが固まりになって落ちたり、先端に付いたりした。
 シンクにその汚れが流されてこびり付くという弊害も起きたが、それは後で洗うとして、ファンの一枚一枚を順番に擦って行った結果、

Fan4.jpg


 かなり白い部分が見えて来た。
 完璧ではないが、以前と比べると段違い。
 歯ブラシや金属のブラシなどと違って、油汚れがスクレーパーの先端に残ることなく作業が出来るので、効率よく汚れを除去できるようだ。

 これは思わぬ買い物、2~300円くらいだったと思うが、シロッコファンに限らず、こびり付いた汚れを掻き落すのに使えそうだ!!!