「老化細胞」除去薬?

 東洋経済Onlineで見つけた記事、
   東大研究者が発見した「老化細胞」除去薬の衝撃
   https://toyokeizai.net/articles/-/411265

 まず「老化細胞」とは何か?
 ⇒ ストレスによってダメージを受けるなどして、増殖できなくなってしまった細胞
   軽微なダメージなら、細胞は修復して生き続けることができるが、
   修復不可能な損傷の場合、細胞そのものを殺すか、細胞の老化を誘導し、細胞は増殖することができない老化細胞に

 なぜ「老化細胞」がいけないのか?
 ⇒ 老化細胞が、臓器組織の機能低下や老年病などの発症を誘発、
   老化細胞を除去することでさまざまな老化現象が改善

 ではどうすれば除去できるのか?
 ⇒ 老化細胞の生存に必須な遺伝子「GLS1」の働きを止めること

   老化細胞はリソソーム膜に損傷が生じ細胞全体が酸性に傾いた時、「GLS1」が過剰に働くことで中和して死滅しないで細胞を維持

 この内容を東大医科学研究所では正式に発表している。
   https://www.ims.u-tokyo.ac.jp/imsut/jp/about/press/page_00065.html

 その「GLS1]阻害剤はどういうものなのか?
 詳細は書かれていないのだが、”グルタミナーゼ阻害剤”というのがそれらしいというところまで辿りついた。
 この研究は細胞レベルでの実験なので、いずれ人間にも適用できる日が来るのだろうが、それに代わるような食べ物とかサプリが無いものかと思ってしまう。

 少なくともコレではないだろう。

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