コーヒー効果の新顔、

 コーヒーが健康飲料の仲間になったのはつい数年前かと思うが、その切欠となったのがコーヒーポリフェノール=クロロゲン酸、

 日経Goodayによれば、

 *クロロゲン酸には過剰な活性酸素の無力化に貢献し、細胞の老化、炎症を抑え、インスリンの分泌を促すなど2型糖尿病の予防効果も
  ただ、コーヒー豆を深く煎ると、このクロロゲン酸は失われてしまうので浅煎りの珈琲豆を、

 クロロゲン酸とは別の新顔は、NAD(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド)という物質、

 *NADは細胞内のミトコンドリア中の補酵素酸化還元反応に関与する物質で、細胞にできた傷の修復を促すほか、活動エネルギーを作る。
 *NADが不足すると体の中でエネルギーが生み出せなくなり、筋肉量が減少するサルコペニアやロコモ、フレイルにつながる可能性
 *NADに変化する物質ニコチン酸が深く煎ったコーヒー豆10グラム中に3~5ミリグラム含まれる。これを1日に3、4杯飲めば、NAD不足にならないだけの量に近いニコチン酸を摂取できる。

 この重要な二つの成分は浅煎りと深煎りに分かれるので、両方をブレンドしたコーヒー豆が良いとのことだ。
 二つの成分はいずれも老化防止に効果があるようだ。若くありたかったらコーヒーを飲んだらイイということかな、それも3~4杯、
 
 確かに、浅煎りの豆だけだと何か物足りない気がしていたし、深煎りの豆だと折角の繊細な香りと甘みが消えてしまう。
 両方をブレンドしたくなるのは、この二つの成分が関係していたのかも?

 今日、午前中に散歩していたら、蝋梅(ろうばい)が満開になっているのを見つけた。

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