実はグミをほとんど食べないので、硬さに差があるなんて知らなかったし、ましてや”硬さチャート”なるものまであるとは!
明治がグミに6段階の“硬さチャート”を付けたワケ 意外な新客とは?
https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/casestudy/00012/00950/?i_cid=nbpnxr_index
ワケ
明治の狙いはグミに付加価値をつけること。その1つが、“硬さの見える化”だ。かむ力には個人差があり、一般的には歳とともに弱くなる傾向がある。ただ、若年層でもかむのが苦手な人がいるため、「3が硬ければ2や1を試すといった、自分に合ったグミを選べる価値は大きい」
シーンに合わせて選ぶこと。消費者が自分に最適な硬さが分かれば、同じ硬さの商品を探しやすい。さらに、「リラックス」「イライラ」といったシーンに合わせた使い分けも可能、硬さ2の商品には「リラックスしたいとき」、5の商品には「イライラしたとき」
新客
これまで30~40代の育児層だったものを、“育児層以上”とした。グミ市場では60~70代のシニア世代からの支持を伸ばしているのが新たなトレンド。かむことが健康によいという情報が拡散し、新しい需要が生まれたと考えられる。
噛むのならガムでも良さそうだが、市場の流れはグミに行っているようだ。
コロナ禍前までは、エチケットに特化したタブレットやガムの利用者が多かったが、マスクの使用や在宅勤務の拡大で市場が縮小。グミにとっては追い風になった。
少し勉強のために、これまで車の運転でも眠気を覚ますためにガムを嚙むことが多かったが、硬めのグミを食べてみたくなった。
これで眠気が覚めるならOKだが、そうでなければガムを継続!
明治さんも色々と戦略を練っているのだな、感心した。