都市緑化の効果について触れた記事が、

 Bio Todayというニュースレターに、こんな記事が、

 都市の30%を樹木で覆うことで夏の都市の過熱に起因する死亡の1/3を減らしうる
  https://www.biotoday.com/view.cfm?n=101714

 ”欧州の93都市を調べたところ夏季の死亡の4%ほど(4.3%)が街なかの熱放射(urban heat island、ヒートアイランド)に起因しており、都市を覆う樹木の割合を30%に高めていたらなら平均0.4℃冷えてそのような熱射病死の1/3ほど(1.84%)は生じずに済んだと推定されました。

実際の効果は推定より高いか低いかもしれないが、確かな検討に基づく今回の結果を取り入れた都市計画を始めることができると論評者は言っています。”

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 原文: https://www.eurekalert.org/news-releases/978130

 最近、街路樹や公園の古木が次々に伐採されている例によく遭遇するが、その後に新しい木を植えるでもなく、切り株を残しておいたままか、掘り起こして均してしまっている。
 確かに見晴らしは良くなったが、日差しを遮らなくなったし、何よりも緑が失われてしまっている。
 一度切ったらそこまで育つのに何十年もかかるというのに、

 この論文は他山の石、街路樹を管理するお役人さまにも読んでもらいたい!!!