クラブツーリズム「からだに優しいトルコ10日間」 6 コンヤからカッパドキア

第7日目 (メヴラーナ美術館 → カッパドキア → ギョレメ野外博物館 → ミニハイキング)
 
 コンヤの街はセルジュク・トルコ時代の首都であったが、イスラム神秘主義のメヴラーナ教団の発祥の地でもある。全ての教団、神学校は1925年にトルコ全土で活動が禁止されたので、この宗教の特長である回転舞踏は年一度メヴラーナ文化センターで披露されるのみとなった。
 
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 この教団の創始者メヴラーナと彼の父、修行僧の霊廟が、現在メヴラーナ博物館として公開されている。敬虔な信者が祈りを捧げる場でもあり、観光客は静かに閲覧することを要請されている。また、館内は靴カバー着用であった。
 
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 ターコイズ・ブルーの美しいドームが一際目につく。
 メヴラーナ教団の教えは7つ、至って自然だ。
 
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 この後、我らツアー一行はカッパドキアまで200Km超のロング・ドライブに入った。
 途中、キャラバン・サライ(隊商宿=商人たちの宮殿)で休憩、
 
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 とそこへ、カッカッカッと蹄の音、
 
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 結構速いスピードで通り過ぎて行った。
 
 昼食には老舗のレストランへ、中々趣のある造りだ。
 
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 2階も客席になっていて、こちらは座って食事をするようだ。
 
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 とうとうカッパドキアにやって来た。最初に訪れたのは三姉妹の岩、多分日本人向けに付けた名前だろう。
 
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 不思議なことに赤茶けた石がとんがり岩の上にちょこんと乗っている。こういったキノコ岩が沢山ある。
 そこへ結婚の派手な飾り付けをした車がやってきた。
 
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 そして夫婦は岩の上に昇ってプロカメラマンによる写真撮影、奥さん一人でも、
 
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 カッパドキア一日目の観光は「ギョレメ野外博物館」となった。ここには自然の岩をくりぬいて造られた教会群がある。
 
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 見学ポイントはそれぞれが狭いので、色々な国のツアーグループ毎に順番待ち。待ち時間数十分、見学3分といった混みようだ。
 
 これは通称「蛇の教会」、灯りが無いので中は真っ暗、入り口からの光に頼るしかない。
 
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 実際には教会というより、神学校だったらしい。石のデスクと椅子がある。
 
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 この後、日が暮れかかってきたが40分ほどのミニハイクに出掛けた。
 
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 奇石の間を縫っての「散歩」である。
 
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 このような地でも農作がされていた。手前は路地植えのブドウだ。
 この岩の後方に見える平らな山は「ローズ・バレー」と呼ばれる、すこし赤みがかった岩で出来ている。これから日が沈んでくるともう少し赤みが増すハズだ。
 
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 手前の岩には綺麗に地層が斜めに走っているのが見える。奥にはやはり教会の修業の祠が見える。
 
 今夜の宿は洞窟ホテル
 人気があるのか、我らのツアー2分割して別々のホテルに泊まることになった。
 最初の組のホテルに着いた頃、ローズ・バレーは赤みを増して来た。でもその最後の輝きを見届けることなく次のホテルへと向かった。
 
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 ホテルの部屋は全て異なる部屋で、当たり外れもあるということで、ツアーコンダクターが部屋のアサインをするのではなく、テーブルに置かれた鍵を各自が勝手にピックアップする方法で決められた。自分の泊まった部屋は嘗ての洞窟というより、一部利用で使い勝手を良くした増築部屋という感じであった。でも、ホテルの中では一番良い部屋だったようで離れとなった最上階であった。
 
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 明日は、早朝にカッパドキアを気球に乗って見学する。ホテルでのバス・ピックアップは05:30、
 にもかかわらず、これから少し離れたレストランで、ベリーダンスを見ながらの夕食が待っている!