エクセルとアクセス

 この二つのマイクロソフト・オフィスの製品、似て非なるように見えて両者で扱えるものは同じ。そのアプローチ方法の違いはラテン的発想とゲルマン的発想の違いに似ている。

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 即ち、アクセスはリレーショナル・データベースと称して、最初からカチッとした入れ物をシッカリと用意して、一歩一歩着実に定義付け、関連性を構築して完成させる。出来あがったものは城砦に取り囲まれ、オリジナルな素データは目に触れない。

 

 一方のエクセルは、大まかな絵姿が描けたら、直接カンバスに筆を入れていくようなもの。大雑把で行き当たりバッタリ的だが、自由度が高く融通無碍なところがある。データも完成品も、シートは分かれるものの全部オープンだ!

 

 どちらが好みかは、その人の気質によるのかも知れない。

 因みに自分は勿論エクセル、アクセスの堅さにはついていけない。

 そう云いながらも、「できるACCESS2000」を読んでいる。