ついにソニーは８４型の液晶ＴＶに到達した。
これまで８０型はあったが、これとて少し前ならばプロジェクターの領域だった。
それを超えた８４型となると、
相当大きな部屋でないと困りそうだ、と思ったら、そうではなくて４Ｋのハイビジョンの４倍の精細度だから、画角を大きくとって臨場感に浸るのが、「正しい」見方なようだ。
画角 ≒３０° 画角 ≒６０°
映画館の前方席に座って画面に圧倒される、あの感覚で！
確かにＴＶから離れて見ていると、若干醒めているかも知れない。勿論内容が濃ければ、画面サイズに関係なく、人間の眼の素晴らしさで自動ズームアップされて一点に集中しているが、そういう作品は極々限られる。
逆に、これほど大きな画角になると、どんな作品でもその迫力、内容に引き込まれるだろう。
プロジェクターはそれなりの距離を要求する。最近超短焦点のものも出た様だが、一般的には１００インチともなれば４～５ｍは離れる必要がある。画角は４５度くらいかな、それからいくと、この６０度は相当なものだ。
そして値段も１６８万円と相当なものだ！
