ここまでTVが大きくなると

 置き場に困るというか、いっそ壁をTVにしてしまうかという近未来的世界が到来した。これはLGの84型液晶TV、
 
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 既にあのシャープから80型の液晶TVが出ているが、店頭で見た限り1920x1080の画素をそのまま拡大しているので、さすが無理があるといった印象だった。
  
 だが、これは4K(3,840×2,160)の画素だから、これまでのハイビジョンより4倍のきめ細かさで表示ができる。ソースがそれに見合う品質のものなら、という条件付きではあるが、ここまで大きな画面では4Kは必須の性能かも知れない。
 
 以前ブラウン管TVの修理に来たサービスマンと話したのだが、80型の液晶TVとプロジェクターとを比較すると、圧倒的にプロジェクターの方が奇麗に見えるのは光学的拡大を利用しているせいだと云われた。なるほどとは思ったものの、ドットの拡大率はほぼ同じようなものなのだから、どうして大きな違いが出るのだろうと改めて不思議に思えてきた。