と云っても、最新のデジタル映画館で二本立てはやっていない。
レンタル・ビデオの二本立てなら、途中休憩も含めて気ままに出来る。
1本目 2012年度アカデミー賞5部門受賞の「アーティスト」
2本目 2012年度アカデミー賞脚色賞受賞の「ファミリーツリー」
いずれも色々な賞を受賞した作品だけあって、見るに値する映画だと思う。
「Artist」は無声映画、4:3の旧式画面比率、音楽は流れ、たまに字幕が入る。
無声映画からトーキー映画への移行期の悲喜を、かなり丁寧に話題を盛り込んでいると感じた。
カラーで撮影したものを白黒化したというが、白黒映画ということを忘れて見ているかも知れない。それだけ画面に集中するということだろう。
二番煎じの効かない、面白い映画を作ったものだ!「4」
方や「ファミリーツリー」、原題は「The Ascendants」、カメハメハ大王の末裔という設定は意外だった。
ジョージ・クルーニーが念願のアカデミー主演男優賞かと騒がれたが、残念だった。これまでの、格好良さは無いところが、ノミネートに結び付いたのだろう。
妻がスピードボートのレースの事故で昏睡状態、10歳と17歳の娘が、・・・
ハワイが舞台なので、何となく親しみを感じてしまう。映画の作り方がなんとなく日本映画的なのも見ていて感情移入がし易いと思った。
まぁ、こういう邦題は答えを出してしまうようで無用だと思う。でも、映画はイイ!「4」