「地震時等に著しく危険な密集市街地」

 国土交通省が発表した「地震時等に著しく危険な密集市街地」、千葉県は浦安市だけということになったのだが、東京都は113地区とかなり多くのエリアとなった。(全国では197地区)
 
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 この地図を見て、案外意外に感じたのは危険とされる密集市街地がJR沿線というより、少し離れて都心を取り囲んでいることだ。
 駅周辺などは商業地となっていて人口が少ないという意味なのか、構造物がしっかりしていて耐火性もあり、地震に強いということなのか分からないが、著しく危険とまでは云えないようだ。
 
 都心に勤務するものはイザと云う時、帰宅するよりその場に留まれというのも、このように外周部に危険市街地があると通行を遮断されているかもしれないので、帰宅すると逆に混乱と危険に拍車を掛ける結果にもなりかねず、留まれというのが納得いく気がする。もっとこの図を参考に喧伝すべきだろう。
 
 願わくば地震の起きないことだが、それでも万が一の場合、白いエリアに居たいものだ!
 
 詳細は国土交通省の報道発表資料へ