位置補足の進歩

 スマホに入っているGPSにより自分のいる場所が、かなりの精度で把握されるのは便利であるし、一方でスパイ映画のように誰かに監視されているかもしれないという危うさを包含している。
 
 さすが地下街とかトンネルの中では電波が届かないのでGPSもお手上げなのだが、世の中商業的メリットを歌い文句に、そのまさかのエリアでも位置補足ができるよう非可聴音波を発信し、あたかもGPS衛星と同じように、誤差1~数mの精度で位置を特定してしまおうという技術が開発された。
 
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 なんとなく恐い技術だなと思ったのは、そのような装置の存在を知らぬままにスマホの内蔵マイクが人間の耳には聞こえない音波を勝手に聞いてしまい、組み込まれた専用アプリが勝手にその位置を割り出しているということだ。
 利用者の意思とは関係なく情報が利用されるということが無いのだろうかと心配になってしまう。
 
 例えばデパートにしても、Aさんが何階の何処の売り場に立ち寄ったかという行動記録が出来てしまう!
 アプリの導入なしに、そのようなことが出来てしまったらもっと怖い!