明治神宮外苑 絵画館に入ってみる

 正式には聖徳記念絵画館
 車の渋滞情報などで「絵画館前は・・・」というのをよく聞くが、そして絵画館の建物は見たことはあるものの、その中に入ったのはこれが初めてだった。
 
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 大正5年に竣工した絵画館は花崗岩や大理石で覆われ、重厚かつ豪華な仕様となっている。
 
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 その中に縦3m、横2.7mの絵画80点で、明治天皇の誕生から大葬に至るまでの足跡を描いている。
 作家は著名な画家が名を連ねている。しかもそれぞれの作品は所縁の団体や個人から奉納されたものだ。
   
 明治天皇の歴史は、中々知る機会が無い。こういった一連の流れを絵画で見るのも良いと思った。
 
 なお、絵画館の地下にトイレがあるのだが、そこに向かう階段の右側、下の方に大理石の中に埋もれた貝の化石がある。
  
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 中心にある包帯を巻いた木は「ひとつばたご(なんじゃもんじゃ)」の木、幕末からこの近辺にあった木の二代目、明治天皇日露戦争の凱旋観兵式に馬に乗って臨まれている時、絵の中心に描かれていたのが一代目、
 木の根元に紅白の彼岸花が美しかった。