ブロッコリーとカリフラワー

　同じ仲間で、色が違うだけで大差ないと思うのだが、食感はカリフラワーの方が硬いような気もする。

　

　色々と調べてみると、地中海沿岸原産のケールから突然変異したものがカリフラワーとか、もともとケールは開花前の蕾を食べていたようで紀元前の記録にも残っているというから随分歴史があるようだ。その中でも蕾が大きく育った品種が栽培され続けて来たのだろう。

　そのカリフラワーから産まれたのがブロッコリー、名前からしてイタリアっぽいが、茎が伸びないのがカリフラワー、伸びた先に塊りを付けるのがブロッコリーと形状の違いもあるようだ。

　なによりもカリフラワーは白、ブロッコリーは緑と一目瞭然だ！と思っていたのだが、

　　

　　

　この鮮やかな紫色のものは？

　並べてみると、

　

　

　大きさは育ち具合の違いなので仕方ないのだけれど、よくよく見ると、

　

　

　ブロッコリーは蕾の膨らみ具合が案外大きいのだ。

　カリフラワーは蕾が密着した塊のようになっている。これは紫カリフラワー、

　

　まだ茹でていないので分からないが、緑に変わるそうだ。そうなると蕾の開かないブロッコリー？になってしまうのかな？