マイナス金利は身近にも

 『欧州中央銀行が「預入金利」を0%からマイナス0.10%に引き下げた。』というニュースが流れたが、この「マイナス金利」なるものが何を意味するのか分からなかった。
 
 普通お金を預けると利子が付いてくる。だが、マイナスということは?
 預け入れると逆に、この場合は0.1%利息を取られるということ、そんな損をする預入はする意味が無いからその分銀行は企業や消費者に融資するようになるだろうとの期待を込めて!
 
 まぁ、これは中央銀行と銀行間の天の上での出来事なのだが、実は身近に同じような例があることに気づいた。
 
 自分は「あるネット銀行」も利用しているのだが、ネット上で済ましている限りは便利なのだが、現実世界として実際の金銭の預け入れ、引出しが発生する。
 
 ところがATMを自前で配備しない「あるネット銀行」は預入れ3万円以下だと手数料216円or270円取られるのである。これってマイナス金利ではないのだろうか!勿論出金には金額に関係なく同じ手数料が掛かる。
 これを回避するためには給与振込口座にするとか預金残高を一定額以上にしておくとか特典ポイントを貯めないとイケナイ=囲い込み、
 
 預金金利はタカが知れている。自分にとって入出金手数料の方が受取利息よりも高額なのは自明、即ちネット取引の便利さを享受するには3万円以上を預け入れして、現金で引き出さないことである。
  
 さもなくば、他行に165円(3万円以下)か258円(3万円以上)払って振込し、振込先の銀行ATMで無料で引き出すことである。そうすれば幾分かは安くなる!
     
 さぁ、どうする?
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