今日の注目した事柄 エボラ×2、火星

エボラ 1
   
 米国のエボラ出血熱への取り組みが急に真剣度を増しているようにも見えるのだが、5空港(JFK、EWR、ORD、IAD、ATL)でのエボラ出血熱のスクリーニング検査員“Emergency Medical Technician”の時給が2,000円ということで、安すぎないかと話題になっているそうだ。20ドル弱ということなのだろうか、
 では、米国での一般的な時給がどれくらいなのかと雇用統計を探してみたら、2014年9月のデータが出ていた。
        全業種平均 $25.53、 製造業・非サービス業平均 $20.67
  
   これはサービス業には当たらない公的な仕事ということなのだろうか?
 それでも全米平均がほぼ2,300円くらいとすれば、この仕事の危険性を考慮すると、確かに安いような気がする。使命感で応募する人が本当にいるのだろうか?
   
エボラ 2
   
  以前にも触れたが、日本がエボラ出血熱に大いに貢献するとすれば、抗インフルエンザ薬「アビガン」が全世界的に治療薬として利用されることだと思う。
 今回も、スペインのエボラ出血熱に感染してマドリードの病院に隔離入院していた看護師が快方に向かっていると発表された。この看護師に投与されたのがこの「アビガン」、仏、独でも使用されているようだが、米国では何故最初の患者に投与しなかったのか、初期対応が最も重要のように思える。
  
火星
  
  NASAの発表によれば、米国時間の19日に火星から約14万キロの距離を「サイディング・スプリング彗星(すいせい)」が通過したとのことだ。
 NASAは、この彗星と無人探査機「マーズ・リコネサンス・オービター」と「MAVEN(メイブン)」との衝突を避けるため火星の裏側に退避させた。
 その模様を、あたかも行って見てきたような想像図を発表するところが、エライというか本当?と思う。
    
イメージ 1
     
 ちゃんと二つの探査機が火星の後ろ側から彗星を見守っている。
 それをまたまた後ろから、かなり近くだと思うのだが、どこでもドアでもあるのだろうか、克明に再現している!!!