月見る月は多けれど 今月の満月は一応特別

  満月は毎月あるのだが、年間では月の周期の関係上13回ある。今年は7月(2日・31日)にダブる。
  今月の満月のトピックスは一年で最も小さくなるということ。
  月が地球の周りを楕円軌道でまわっているからこそおこることなのだが、一番近くて約35万6900Km、一番遠くて約40万6500Km、今月の満月は約40万6400Kmと、遠地点を少しだけ過ぎたあたり、
  東京天文台では、今年の最大の満月と最小の満月の比較写真を載せている。
 
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  見た目にも相当に大きさが違う。たった5万Kmの違いがこんな風に明確な差となって現われるものだ。当然、地球に及ぼす月の引力にも大きな差が生じるだろう。
 
  ここで思うのは地球と太陽の関係、その距離は約1.5億Kmと習ったが、楕円軌道を回っているので、近日点と遠日点との差は500万Km、月と地球との差の百倍もある。
  勿論引力も違うだろうが、楕円軌道上を少しずつ移動して約一万年で1周するとされている。
  真夏に近日点がきている時と、真夏が遠日点に当たる時では相当に気候に差が出るのでは?
  今は近日点に夏至が来ているようだが、5千年後には寒い夏を迎えることだろう、確かめようもないが!