怖い 当たりもの二つ

 その1 クラゲに刺されること
 
 納豆アレルギーがあること自体を知らなかったのだが、発症者の多くはクラゲに刺された経験があるという。逆必ずしも真ならずだが、触らぬ神にたたりなし、クラゲには刺されない方がイイようだ。

 ナゼか、クラゲに刺されるとポリガンマグルタミン酸PGA)が体内に入る。それにより、次にPGAを摂取するとアナフィラキーショックを起こす危険がある。
 しかも、PGAはポリグルタミン酸または(γ-)PGAと表記され、安全で無害な食品添加物として、飲料、プリン、カップ麺、人工甘味料、ダイエット食品などに用いられ、化粧品や石鹸、ヘアケア用品には保湿剤としても添加されているという。かなり広範囲なので、体内に入る危険性が大きい。
 更に悪い事に、PGAを含む製品を食べたり使ったりしているうちに納豆アレルギーになってしまう人もいるのではとされている。
 
 クラゲだけでなく、PGAそのものの摂取を避けた方が良いのかもしれない。
 
 その2 自動追尾弾
 
 米国防総省の国防高等研究計画局(DARPA)が、50口径の銃弾に組み込んだ光センサーによって標的を追いかける仕組みを開発したという。
 ”アメリカンスナイパー”なる映画が上映されたが、伝説のスナイパーでなくとも標的に格段の精度で命中させることが出来る、とんでもなく怖い代物である。
 
 DARPAは、今まさに読んでいるジェームズ・ロリンズのシグマフォース・シリーズの主人公たちの所属する組織、
 ウバールの悪魔、マギのせ聖骨、ナチの亡霊を読み終わったところ、そこに登場する科学的事象は事実に基づくものだという。
 こういったSFのような自動追尾弾が現実なものとなる技術の高さには驚くが、おそろしい!!!